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糖質制限を始める時の注意

糖質
09 /23 2018
急に厳格な糖質制限をした人で、舌が乾いたような感じだったり、喉がちょっとくっつくような感じがあったり、喉が張り付いたみたいに苦しいということがあります。

これは、糖質を制限し過ぎることによるムチンの減少が考えられます。
ムチンは動物の上皮細胞などから分泌される粘液の主成分として考えられてきた粘性物質で、糖を多量に含む糖タンパク質(粘液糖タンパク質)の混合物であり、細胞の保護や潤滑物質としての役割を担っています。
そのため糖質を減らし過ぎると目や口が乾燥する症状は起こりやすいと思います。
もし今まで果物を食べていたのなら、果物は食べた方が良いと思います。
ここで摂る糖質は、非精製糖質がいいです。
精製糖質だったら、レジスタントスターチ食物繊維をとることが出来るからです。
レジスタントスターチは、小腸で消化吸収されないでんぷんで、大腸まで行って、そこで腸内細菌のえさとなります。
ここで、短鎖脂肪酸(酢酸, プロピオン酸,酪酸)などの有機酸およびガス(水素ガス,メタンガス)へと変換され、食物繊維と類似した栄養・生理機能(血中コレステロール濃度低下作用,血糖上昇抑制作用など)を示すことが明らかになっています。
研究によって、ヒトの大腸内容物を分析したところ,予想に反し最も大量に存在した炭水化物は食物繊維ではなく レジスタントスターチであったことを報告しています。
この結果は,日常の生活を考えると,食物繊維よりレジスタントスターチの方が,大腸へ流入する難消化性成分としての比重が高いことを示しています。
取るべき炭水化物としては、イモ類(ジャガイモ以外の)や栗、白米(食べ過ぎない程度)を食べれば良いと思います。
レジスタントスターチ の多い雑穀米はおすすめです。
冷やしたおにぎりとかもおすすめです。(冷やすとでんぷんがレジスタントスターチに変化します。)
食べ過ぎなければナッツとかドライフルーツも腸内細菌の良い餌になります。
家に米があるのなら、生米を飲むのがお勧めです。(米は生だったら、消化吸収されませんので、レジスタントスターチとして働きます。)
サプリと同じように、食後すぐ、5gの生米を飲みます。
1日2回くらいでいいです。
もしそれが無理であれば、タイガーナッツはレジスタントスターチ が多いので生米の代わりには良いと思います。

特に、女性の方は、急に厳格な糖質制限をすることは避けて、まず、タンパク質を増やしつつ、精製糖質をゆっくりと減らしていくようにする方がいいと思います。
男性でも、筋肉が少なくて痩せている人は、上記のようなことが起きる可能性がありますので注意して下さい。
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私が摂っている糖質

糖質
08 /15 2018
【質問】

忘れな草さんが摂っている糖質は、玄米とかオ―ルブランですか?

【答え】

私が今摂っている糖質は、カボチャと小豆です。
元々クルミとマカダミアナッツを摂っていたのですが、アレルギーっぽくなるので、止めました。
その後に、サツマイモ・バナナも摂っていたのですが、どうも体が拒否っているような感じだったのでこれも止めました。
まだ、試行錯誤中です。

糖質を取る場合、例えば、白米は冷えた状態だったら血糖値を上げにくいです。
参考になる記事です。

また、小豆や緑豆春雨は血糖値を上げにくいです。
これは、でんぷん等を分解する酵素の働きを阻害するものが入っているからです。
ただし、小豆に砂糖を入れてはいけません。
小豆だけの場合です。
緑豆春雨は、個人差が大きいようです。
他の食材もそうかもしれません。
目安として、低GI値のものを選ぶのでもいいのかもしれません。

ちゃんと選んで少量摂る分には気にする必要はないと思いますが、糖尿病を患っている人は、試す場合は自己血糖測定をしながらの方がいいと思います。

1日に摂る糖質量

糖質
08 /15 2018
【質問】

糖質は1日にどのくらい摂るのがいいのでしょうか?

【答え】

今は糖質制限がブームで、糖質の量にこだわっている人もいます。
限りなく糖質は必要がないという考えもありますが、この考え方は良くないと今では思います。
私は、糖質にだけ焦点を当てた食事法はちょっと違うのではないかなと思っています。

まず、体に必要な良質のタンパク質を毎日取ることが大事ですので、毎日、最低体重の1000分の1g、何らかの不調がある人は、1000分の1.5~2gが必要だと思っています。
ここをしっかり確保することを第一に考えます。

脂質は、加熱調理の時はグラスフェッドバターを使い、それ以外でわざわざ脂質を取る必要はないかなと思っています。
必須脂肪酸のω3は、新鮮な魚を適宜食べることで確保して、魚がどうしても食べられない人はサプリを考えたらいいと思います。
ω3のEPAなどのサプリはよく選ばないと酸化していたり、汚染物質を含んでいたりしますので、注意が必要です。
そして、残りのカロリーを糖質で取ると考えたらいいと思います。
糖質に関しては、精製糖質は避け、非精製糖質を食べることが基本です。

人によって違いますが、色々調べた感じでは、糖質を1日に120~160g、カロリーで3割くらいになるようにしたらいいのではないかと考えています。
最低でも1日に60gくらいは必要だと思います。
人によって、1日の摂取カロリーも違いますので、実際の食事でどのくらいのカロリーや栄養が取れているのかはチェックするといいと思います。
私は、ここのサイトを利用しています。
または、スマホのアプリで、YAZIOというのがあります。
これらを利用して、自分の大体の必要量を把握するといいと思います。

とりあえず、必要な良質のタンパク質が取れていたら、後は体調を見ながら加減していくのがいいのではないでしょうか?
なかなか難しいとは思いますが、トライしてみて下さい(^.^)

糖質

糖質
04 /24 2018
糖質には、必須糖質というのはありません。
しかも、油で取り過ぎが問題になっているリノール酸と同様に精製糖質の取り過ぎは私たちが健康で長生きするためには是非考えなければならない問題になっています。

糖質制限ダイエットについては、お聞きになった方は多いと思いますが、これは基本的には糖尿病の人のための食事法です。
ただ、糖質制限をするとやせやすいので、巷でもダイエットとして人気が出ているようです。

糖質を制限すると言っても、いくつかのパターンがあります。
がんのように明らかに糖質をとることによるデメリットが大きい場合は、1日の糖質を5g以下にするような糖質ゼロ、ケトン食と言った食事法にする必要があります。
糖尿病では、1回の食事の糖質を20g以下にするスーパー糖質制限が勧められます。
それ以外にも1回の食事で糖質を40g以下にする緩やかな糖質制限もありますが、大きな疾患がない場合、健康のためにはいいと思います。

また、日本人の女性は痩せている人が多いにもかかわらず、もっと痩せたいという事で、何となく糖質制限を始めて、糖質だけでなく結果としてカロリー制限にもなって体調を崩す人もいますので、注意が必要です。

がん、糖尿病、認知症などの人は、きっちり糖質制限をした方がいいと思います。
一方、そこまでないけれど、健康のために糖質制限をとりえれるのなら、脂質と一緒で、避けた方がいい糖質を把握して避けるというのをお勧めします。
砂糖、白いお米、白い小麦(パン・パスタ・麺類など)、また、ブドウ糖果糖液糖やコーンシロップなどの異性化糖は、避けて下さい。
その代わり精製されていない糖質であるイモ類・根菜類・豆類・ナッツなどの食品は、食物繊維も取れますので、無理に避ける必要はありません。

卵や肉を受け付けないとは?

消化器系
03 /02 2018

【質問】


こてつ名誉院長のブログの中のことで教えて頂きたいことがあります。
『鉄タンパク不足が改善すると夏バテしなくなる』という回の文章の一部です。
『卵、肉を食べるように指導しても、”受け付けない”のであっさりとした糖質しか食べられない。
栄養不足なのに栄養が摂れない悪循環。』
「受け付けない」というのは、具体的にはどういう状態なのでしょうか?
私には、食欲がなく食べられない、というのがあまり経験がありません。
極たまに、食欲がなくても少しずつでも食べれるものを食べて過ごすうちに私の場合は心身の回復に向かいます。
消化器官が働かないのか、食べても吐いてしまうとか、口にすらできないのか。
このような状態が続くと、点滴になるのではないか、と思います。
むしろ、点滴をして少し元気になったら、食べられるようになるのではないか、と思います。
それよりもサプリやプロテインを勧める方がよいでしょうか?
それぞれのメリットがあれば、教えてください。
うちの利用者さんにも、食欲の乏しい方もおられ、パンばかりになっています。
また、関係性が充分にとれていないことに加え、ご高齢の方はサプリメントやプロテインを敬遠される方も多く、なかなか勧められずにいます。


【答え】


受け付けないという状態は、長年のタンパク質不足のためにの機能が落ちている状態です
タンパク質でできています。
また、消化酵素タンパク質からできています。
どちらも、長年のタンパク質不足が続くと、タンパク質脂質消化吸収しにくくなります。
また、の粘膜が弱る原因に、糖質が大きくかかわっていると言われています。
糖質の取り過ぎで、糖化が起こります。
糖質と体内のタンパク質が結びつくことで、糖化されたタンパク質が増え、壁だったら、弱い壁になってしまします。
そうなると、タンパク質や脂質消化吸収が難しくなります。
いわゆるもたれの状態で、食欲がなくなります。


私事ですが、今の食事は糖質ゼロの食事をしていますが、スーパー糖質制限を始める前は、お米こそ食べませんでしたが、野菜中心の食事でした。
年々、肉や脂っこいものが食べられなくなり、年齢的にこれが普通だと思っていました。
野菜は、体にいいという間違った常識と、長年糖質中心のタンパク質不足の食事を続けていると、胃もも本来の働きを失ってしまいます。
私の場合、花粉症が治るという事で、元々炭水化物が好きではなかったので、スーパー糖質制限を始めることで、色々な変化が現れました。
まず、それまで大好きだった果物が甘すぎて食べられなくなりました。
次いで、野菜も糖質が多いものから順番に食べたくなくなり、今では全く食べません。
最初は、肉もそこまで食べられなかったのですが、幸い卵が好きでたくさん食べることが出来ましたので、それを続けている内に、今では肉もたくさん食べれるようになりました。
実は、スーパー糖質制限を始める前は、牛肉を食べると下してしまい、アレルギーだとばかり思っていましたが、今では普通に食べられます。

ただ、私の食事はかなり偏っていますので、あまり参考にはならないと思いますが・・・


点滴に関しては、何の栄養補給にもならないと思って下さい。
水分補給にはなりますが・・・
ほとんどの点滴には、ブドウ糖が入っていて、直接、糖質を血中に入れるので、よくありません。


サプリやプロテインは、人によってはハードルが高く難しいかもしれません。
肉・魚・卵の中で、その人にとって一番食べれるものを、糖質を減らして代わりにそれを増やすという食事を続けてもらうだけでも随分違います。
高齢の方だったら、鉄不足の人は少ないので、とりあえずタンパク質を取れるようになることで変化が現れるかもしれません。
ただし、薬を飲んでいる場合は、難しい可能性があります。
プロテインも、プレーン味だとダメな方もいるでしょうが、ミルクココア味など好きな味のものがあればそれを飲み物代わりに毎日飲んでもらうという提案は出来ると思います。
タンパク質の重要性をすぐにわかってもらうのは難しいかもしれませんが、少しずつ話すことで、やってみようと思われる方も出てくると思います。
気長に情報提供を頑張って下さい。


忘れな草